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慶應中等部対策

ポイント1)

この学校を受験するのに向いているお子さんのタイプ
暗記が得意でたくさんの知識を覚えているタイプ。
算国は得意だが理社がいまいちというタイプ。
問題を素早くてきぱきとこなす事ができ、かつミスが少ないタイプのお子さんが有利と思われる。

ポイント2)

科目別出題形式・タイプ分析

慶応中学中等部

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Aタイプ:知識や公式を知っていてその活用法が分かっていれば解ける問題が全体の9割以上を占めるタイプ。
Bタイプ:正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題が全体の4割以上を占めるタイプ。
ABタイプ:正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題が全体の1割以上4割未満を占めるタイプ。

ポイント3)

科目別出題傾向分析

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ポイント4)

科目別対策

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ポイント5)

中等部と問題傾向が似ている学校(銀本などで準備しておくことが大事です)

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ポイント6)

慶應中等部のまとめとチャレンジ重要頻出過去問

現在6年生のお子様で中等部を受験する方は、どうやって問題を速く、そして正確に解けるようになるかがポイントになります。特に算数においては毎年計算問題が3問は出題されています。また比や速さ、数の性質などの一度は見たことのある基本的問題が、計算問題とあわせ計6,7問出題されてきます。そうなるとここでどのくらいの時間を使ってくるかが後の大問を解く上で非常に重要なポイントとなってくるのは言うまでもありません。したがって、まずやらなくてはいけないのが各単元の基礎事項の再チェック!理想はどの単元でも基礎問題であれば反射的に答えを導き出せるようにしたいところです。またその他の傾向として、平面図形や速さの単元も比較的よく出題されていますので、このあたりは徹底した練習を行ってください!
もし中等部が第1志望であれば、勉強方法を変えなくてはいけません。塾の復習と標準レベルの問題を繰り返しやり、基本の解法をすべて暗記しましょう。図形や特殊算の基本問題は見た瞬間に解法が思い浮かぶようになるといいと思います。過去問演習は小6の10月頃ごろから始め、問題形式や配列をもとに時間配分を考えることが大事です。

国語は問題自体のレベルは比較的易しいのが特徴ですが、反面高得点を取らないと合格できないということでもありますので、こつこつと問題集をこなしていくことが一番の合格への近道となります。

そして中等部合格のポイントになってくるのが、理科社会です。配点は低いものの差がつきやすく、特に社会においては地理分野をいかにできるようにしてあるか、これがカギとなってきます。地形、気候、交通事情を基本とし、各地域の産業の状況や就業人口の推移、抱えている問題点など徹底的に復習しましょう。また理科においても植物、動物、天体はかなり細かいところまで出題されますので少しでも多くの知識を最後の5ヶ月間で意識して身につけるようにしてください。

中等部は難問といわれる問題はそんなに出てきませんがその代わり高得点を取らなくてはいけません。日頃からの基礎固めや、素早く解答する習慣を身につけていきましょう。

(平成14年慶應中等部算数問題)

次の図のように、形も大きさも同じである円柱をすべらないように転がして、鉄板を矢印の方向に運びます。円柱は底面の半径が15cmで、どの円柱も転がすときは一定の速さで、12秒間に1回転させます。鉄板は円柱上をすべらずに進み、また、円柱は転がってもたがいに接触しないように置かれているものとします。次の[  ]に適当な数を入れなさい。ただし、円周率は3.14とします。

問題

  1. 転がっている円柱は、毎秒[  ]cmの速さで矢印の方向に進みます。
  2. 10秒間に、鉄板は矢印の方向に[  ]cm進みます。

<解答>

  1. 12秒間に底面の周の長さだけ進みます。
    (15×2×3.14)÷12=3.14×(30÷12)
                     =3.14×2.5
                     =毎秒7.85cm   答 7.85
  2. 上の結果を単純に10倍してはいけません。
    次の図のように円柱が地面と接していないと考えて1回転させても、鉄板は底面の周の長さだけ前に進みます。
    解答
    この動きで進む速さも(1) と同じで毎秒7.85cmです。10秒間に鉄板が進む距離は、円柱の回転によって鉄板が進む距離と円柱自体が進む距離との和となるので、
       毎秒7.85cm×2×10秒=157cm       答 157


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