慶應中学受験に対する指導理念

慶應義塾は、どのような「人財」を欲しているのか。

名門、伝統、そして出身者が多く社会で活躍している今日の状況から、
「我が子も慶應で」と、日々お子様とともに学校研究・入試対策に励まれていることと存じます。

家庭教師の慶大アクセスでは、多くの子どもを指導する中で、塾に通い「慶應の偏差値には足りない」「それは勉強量が少ないから」と毎晩遅くまで、与えられた膨大な宿題に追われながら、結果を出せずにいる子どもの姿を何度も目にしてきました。

慶應生に共通する気質とは

「スポーツ万能」、「一芸に秀でている」、そして「のびのびと勉強している」。
慶大アクセスの慶應中出身の家庭教師や、各界で活躍している塾員たちからは、
意外にも「ゆとり」をもっている人が多いように見受けます。
近年、ゆとり教育への反省・批判から、ゆとりという言葉は悪玉の地位を築きつつありますが、ここで言うゆとりの意味は異なります。
真のゆとりとは、論理的な思考力や日常の出来事から真実を読み取る分析力・観察力、考えや筋道を端的に表す表現力、これらを引き出すものに他なりません。
そして、このような力の潜在性を持つ人物を、義塾は欲していることが入試問題からも判ります。

これまで、日頃から図鑑を読みふけったり、電車に乗れば路線図を見入ったりするようなタイプの生徒が、多く慶應中合格を勝ち取ってきました。
慶應義塾には、普通部、中等部、湘南藤沢中等部と3つの中学校があり、それぞれ異なった出題傾向がありますが、自分の頭をつかって答えを導くまでが重要であることは3校とも共通しています。
普通部の算数で途中式が、理科で作図が求められ、湘南藤沢中等部の算数で少しひねった規則性の問題が頻出しますが、対応するには、丸暗記ではなく如何に解法の引き出しを活用するかに尽きます。

そこでどう対応するべきか

中学受験にはタイムリミットもあり、国算理社の全分野をカバーする時間の確保が厳しいのも事実です。しかしだからと言って、自分で考える間を与えられず、次々と新しいものをこなし、その場しのぎの丸暗記しかできなくなっている様ではいけません。

慶大アクセスでは、ノート一つをとっても、ただ答えを記したり丸写しさせたりする授業は行いません。自分で考えた筋道をたどれる様なノートづくりをします。
理科や算数では身近なものを使って生徒にイメージをつかんでもらい、理解を深め、解法を正しく組み立てられるまで指導します。
マンツーマンだからこそ可能になる、一人一人の理解のための手助けを保証します。
これこそ慶應中合格への最短距離だと、自信をもって言える授業を提供します。