このようなご要望にお応えします

慶大アクセスでは、以下のご要望のご達成をサポートいたします。

  1. 塾のフォローをして欲しい。
  2. 慶應普通部に進めるよう試験対策を徹底的にお願いしたい。
  3. 慶應普通部出身の講師に指導してもらたい。
  4. 慶應受験生への指導経験豊富な家庭教師を紹介して欲しい。

慶應普通部受験のポイント

科目別出題形式・タイプ分析

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Aタイプ:知識や公式を知っていてその活用法が分かっていれば解ける問題が全体の9割以上を占めるタイプ。
Bタイプ:正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題が全体の4割以上を占めるタイプ。
ABタイプ:正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題が全体の1割以上4割未満を占めるタイプ。

普通部を第1志望にしている方は、記述をしっかりできるように日頃から取り組むことが必要になります。また同じ慶應でも、中等部や湘南藤沢とは問題の傾向が異なるところがあります。それぞれの傾向をしっかりとらえ、的を射た勉強をしていきましょう。

慶應普通部向けのお子様

  • 知的好奇心が旺盛
  • 物事を論理的に考えることが得意
  • 問題を速く正確に解ける

科目別対策

国語の対策

出題されやすい単元・形式

物語、小説、伝記、随筆、紀行文、日記
漢字の書き取り(特に同音異義語、同訓異字)
空欄補充、細部の読み取り、心情・情景の読み取り

あまり出題されない単元・形式

文学史、言葉の意味・用法、ことわざ・慣用句、敬語、かなづかい、詩、俳句・短歌、漢字の読み

問題傾向の似ている学校

慶應湘南藤沢、ラ・サール、西武学園文理

国語では、文章をきちっと読む能力が問われる問題が多く出題されています。
特に随筆文がよく出題さますので、多くの随筆文の問題に早くからふれてみて下さい。
ここを苦手とする受験生は多く、差が生じやすいところです。

筆者の心情という物語文の要素、要旨とその理由の把握という説明文の要素が、慶應の随筆文ではどう表れているのかをとらえて下さい。
記述問題も塾や自宅で一度使ったものを繰り返し行って、解法を身につけるように学習することで、たしかな記述力がついてくるでしょう。

学習すべき内容・学習方法

選択問題は紛らわしいものが多いので文章を正確に読み取る練習が必要。
配点的には少ないが記述問題も必ず出題されるのでポイントを押さえた表現ができるようにする。
知識問題は漢字の同音異義語・同訓異義を中心に練習。

試験での得点方法

文章が長いので手早く読み込み、選択問題や書き抜き問題、漢字から手早く片付け、記述に時間を割けるようにする

算数の対策

出題されやすい単元・形式

四則計算、数の性質、数列・規則性、平面図形、立体図形、論理・推理、集合、速さ・旅人算、場合の数

あまり出題されない単元・形式

割合、比例・反比例、仕事算・ニュートン算、植木算・方陣算、通過算・時計算

問題傾向の似ている学校

慶應湘南藤沢、武蔵、開成、聖光学院

普通部の算数ですが、まずは図形問題(特に平面図形)をしっかりと勉強しなくてはなりません。
この単元では近年そこまでの難問は出題されていません。
塾で習ってきた問題や模試で間違えたところの再復習、それが終わったら類似問題集をやりましょう。
いろんな学校の図形問題の過去問をやってみるのも効果的です。

速さに関する出題も割と多く、レベルに差があるものの、これら分野を得意にしておけば他の受験生に差がつけられるのではないでしょうか。

また、普通部の算数は考え方や途中式を重視しています。日頃から途中点をもらえるよう意識しながら解答を作成して下さい。

そして普通部で、受験生が一番苦労するのが、毎年出題されている「場合の数」に関する問題です。
この範囲が苦手になっている受験生は、もう一度基礎問題から応用問題までしっかりと勉強し直す必要があります。

学習すべき内容・学習方法

図形や場合の数、規則性、推理・論理、速さ・旅人算を中心に他の分野も時々出るので、
他の分野も含めて早く正確に解ける練習が必要。
途中式や計算を書かせるのできちんと途中式や計算を書き残しておく習慣をつける。
筋道をつけて考えたり規則を見つけ出す訓練が重要。

試験での得点方法

問題の難易度を素早く見抜き、解き易いものから手際よく解いてゆく。
計算ミスが無いように正確に処理する。

理科の対策

出題されやすい単元・形式

生物分野は難易度も高く多く出題される。(特に身近な動物・植物)
てこ、滑車・輪軸、物体の運動
気象、光の性質、物質の形状変化

あまり出題されない単元・形式

計算問題はあまり出題されていない。
水溶液、電流、浮力・圧力、地層・岩石

問題傾向の似ている学校

慶應湘南藤沢、慶應中等部、学習院中等科、茗溪学園

普通部の理科は単純な知識問題だけが出題されているわけではありません。
したがってテキストや問題集だけでの対策では万全とはいえません。
山や川などいろんな場所へ実際に出向きそこで見つけたものにふれ、そして覚えていくといった作業がとても重要になります。目で見て分からないものに関しては辞典などで調べるといったこともとても大切です。

いずれにしてもこのレベルの問題になってくると短期間で仕上げるというのは難しいものです。
なるべく早い段階から対策を行うよう心がけてください。

学習すべき内容・学習方法

身近な生物の特徴を図鑑などで覚えておく。
日常よく使われる道具や身近な現象を理科の内容と結び付けて考える訓練が重要。
実験結果や図やグラフのデータから読み取り考察する練習も必要。

試験での得点方法

問題数が多いので早く解ける問題からどんどん手際よく解いてゆく。
計算問題はそれ程難しくないので確実に

社会の対策

出題されやすい単元・形式

日本地理、日本の歴史、時事問題、公害・環境問題

あまり出題されない単元・形式

憲法、国民生活と福祉、政治、地方自治

問題傾向の似ている学校

開成、学習院中等科、東邦大付属東邦、桐光学園

社会に関しては、出題の多くは塾や問題集でやったことをしっかり学んでいけば対応できるはずです。
現代社会に関する問題は単純な時事問題ではなく、新聞やテレビで特集されたものが多く出題されるので日頃からニュースや新聞などよく見る習慣をつけるようにしてください。
そして家族でニュースになったことを会話していく、さらにその会話をノートにしていくということを行っていけば、徐々に知識が身についていくでしょう。

学習すべき内容・学習方法

図やグラフ・写真から考えられること・読み取れることがわかるようにする。
記述問題対策も充分行うこと。
分野の枠を超えた融合問題に慣れる。
時事問題への対策もおろそかにしない。

試験での得点方法

選択問題から手際よく解いていき、配点の高い記述問題にも充分時間をかけられるようにする。

過去問チャレンジ

(平成20年慶應普通部算数問題)

img01

<解答>

図のように正方形ABCDを回転して考えるとわかりやすいです。
正方形ABCDの面積は、正方形PQRS の面積800cm2の半分で800÷2=400(cm2)400=20×20なので、
正方形の一辺であるABの長さは20cmです。

img02

ここまでくると、小5の夏前には勉強していることが多い、基本問題と同じように解けます。
解き方は何通りかありますが、半径10cmの半円を4つ重ねてを4つ描き、 そこから正方形ABCD を引くと、斜線部分とちょうど同じ2つずつ重なっていたところだけが残るという考え方を式にして、 10×10×3.14×1/2×4-400=228cm2となります。

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